『サマータイムレンダ』みたいな漫画を集めました。
ジャンルで言ったらタイムリープ（死に戻り）×サスペンスです。
『サマータイムレンダ』は希望と絶望のアップダウンが激しいですよね。
また伏線がたくさん散りばめられており、その回収もキレイです。
そのあたりを意識して、似ていてオモシロイ漫画をピックアップしました。
サスペンスのようなドキドキ感も大事よね。
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目次
サマータイムレンダみたいな漫画8選
『サマータイムレンダ』に似ている漫画なので、基本的にはタイムリープ（死に戻り）します。
といつつ、1つだけそうでない作品も混じってますが・・・
それではサクサク紹介していきますよ。
まずは1番オススメしたい作品から↓
All You Need Is Kill
刊行：2014年
既刊：【完結】2巻
原作：桜坂洋
構成：竹内良輔
作画：小畑健
- タイムリープで物語が進む
- ちょいグロ
- 希望と絶望を繰り返す
日本のライトノベルを原作にしたSF漫画。同時期にハリウッド映画になったことでも有名です。
異星人に攻め込まれた未来の地球が舞台で、地球軍は劣勢でした。主人公は日本人の兵士で、パワードスーツを身にまとい戦場に挑みます。
しかし初めての戦場でイキナリ死んでしまい、そこからタイムループが始まります。そして何度か死を繰り返すうちに、パートナーとなる女性を見つけ希望もみえてくるけど・・・。
主人公たちは希望をもってタイムループを繰り返すけど、最期は劇的なエンディングでした。
ラノベが原作だけあって、ストーリーはしっかりしていて伏線回収もバッチリ。筒井康隆にも激称されたほどの作品。
SF漫画だけあってメカデザインなどもカッコよく、なにより絵がとてもキレイです。絵だけでも楽しめるレベル！
タイムループのSFといえばこれ！
カラダ探し
刊行：2014年〜2019年
既刊：【完結】全17巻
原作：ウェルザード
作画：村瀬克俊
- 死に戻りで話が進む
- かなりホラー
- 正体不明の敵
学校の怖い話に「リング」の貞子を加えたような作品。
主人公は人の良い女子高生。あるとき学校に伝わる怖い話に、数名の学友たちと一緒に巻き込まれてしまいます。
彼女らは深夜0時になると学校に移動させられる。そして校舎の中では命懸けの宝探しならぬ「カラダ探し」×鬼ごっこが開催された。
「カラダ探し」とは、鬼に捕まらないようにバラバラにされた友達のカラダを集めるというデスゲーム。校舎のなかに現れる赤い人に捕まれば、自分たちがバラバラにされて前日に戻ってしまいます。
繰り返される死と痛みに絶望しつつも、ゲームクリアを目指します。死に方はディティールが描写されないためそこまでグロくはないんですけど、バラバラなんでエグい。
そして貞子に追われるような恐怖感がヤバイです。夜に読むとトイレに行くのが怖くなってしまうので注意してください。この作品はすごく人気がでて、続編もたくさん出てるし映画にもなってますよ。
面白いんだけど、ホラー苦手なら夜には読まないで。
俺の現実は恋愛ゲーム？？～かと思ったら命がけのゲームだった～
刊行：2018年〜
既刊：全18巻
原作：わるいおとこ
漫画：彭傑&奈栩(Friendly Land) 、夕薙
- タイムリープ（セーブ&ロード）で物語が進む
- サスペンス要素
“なろう系”の小説が原作のちょっと変わったタイムリープ作品。
ニートで25歳の主人公は、あるとき目が覚めるとゲームウィンドウのようなものが表示されます。ここまではよくある転生漫画っぽいんですが、主人公に与えられた特権はゲームのようにセーブ＆ロードができることでした。
現代日本っぽい舞台で、主人公はセーブ＆ロードとアイテムを使って、裏の顔がある美女たちを攻略していきます。
攻略に向けて試行錯誤するのも決して安全ではなく、何回も殺されてしまうのでドキドキ感があります。そして絵はエロいのに、エロいシーンはないという新感覚。
主人公は25歳のニートながら、ドSの美少女にオッサン呼ばわりされてるのがまた斬新。意外としっかりとしたサスペンスがあって面白いので、映画化とかしそうなんですよね。
絵がキレイなのも魅力じゃ。
東京卍リベンジャーズ
刊行：2017年
既刊：【完結】全31巻
著者：和久井健
- タイムリープで物語が進む
- サスペンス要素もある
ヤンキー漫画にタイムリープとサスペンス要素を掛け合わせた珍しい作品。
主人公はかつての恋人が殺される運命を変えるために、過去に戻って暴走族チーム・東京卍會で成り上がっていく。
タイムリープの発動条件が最初だけは死に戻りなんですが、その後は握手なんですよね。なぜ最初だけ？とここに不満は覚えるものの、死に戻りじゃないのは斬新。
めちゃくちゃ人気のある有名作品なので、内容については省略します。まぁみんな知ってますよね。
アニメも人気すごいよね。
僕だけがいない街
刊行：2012年〜2016年
既刊：【完結】全9巻
著者：三部けい
- タイムリープで物語が進む
- サスペンスドラマ
売れない漫画家である主人公は、再上映（リバイバル）という特殊能力を持っていました。この能力はこれから起こる悪いできごとの原因が取り除かれるまで、その直前にタイムリープするというのもの。
あるとき主人公の母親が彼のもとを訪ねてきて、絶望的な事件が起きます。そこで長いタイムリープが発生し、子供時代にタイムリープするのでした。そこでは過去にあった連続誘拐殺人事件も関係してきます。
この作品は人間不信ながら、洞察力に優れている主人公の歪んだ視点が魅力。素直じゃないひねくれ者のニヒルな世界観がしっかり表現されてます。
またタイムリープがご都合主義なのは仕方ないけど、ストーリーは意外性もあって読み進めたくなります。最期まで気を抜くことなく一気読みができる、没入感のあるサスペンス作品。アニメ版も人気がありますよ。
小説を読んでいるような充実感があるよ！
はっぴぃヱンド。
刊行：2017年
既刊：【完結】全5巻
著者：有田イマリ
- タイムリープで物語が進む
- ちょいグロ
- 伏線回収
ほのぼのとした平和な毎日みたいな世界観と思いきや・・・ギャップが酷いです。
主人公が田舎に転校しているところから始まります。転校先の教師がお姉さんということもあり、彼女はたくさんの友達ができて幸せな日々を送り始めました。
ところがある日、学級日誌を書かなかったことへの罰ゲームとして、クラスメート全員からイキナリ殺されます。そして気付けばタイムリープが始まり、主人公は転校初日に戻っていました。
なぜ突然そんな事態が起きてしまったのか、記憶を持ってタイムリープを繰り返すうちに、だんだん真実が明らかになっていくサスペンスホラー。
突飛な感じを受ける展開が多いけど、その理由がだんだん分かってきて納得できます。ストーリー構成や伏線については不満も残りますが、全体の仕組みとしてはユニークで面白いなと思いました。
タイトルはハッピーエンドなのに（汗）
鉄民
刊行：2015年
既刊：【完結】全3巻
著作：菅原 敬太
- 人間が徐々に入れ替わる
- 謎の生命体
タイムリープ要素はないんですが、乗り移りというか入れ替わり感がとても似ていたので紹介します。
自然豊かでゆったりした平和な島で育った主人公の女子高生。怖がりで控えめながら、高校生活はとっても平和でした。しかし彼女はあるとき島の人間が『鉄民』と呼ばれる存在と、少しずつ入れ替わっていることに気付いてしまいます。
主人公は何とかしたい焦燥感にかられ、また大切な島の人達を守るために健気にも行動を起こします。しかしそこでまさかの大どんでん返しが！
この作品は血しぶきが飛ぶようなグロさはないのですが、逆に血の通わない鉄の不気味さがあります。最期まで意外性のあるストーリーが楽しめるSFホラーサスペンス漫画。
この漫画はホント斬新！
サマータイムレンダ2026 未然事故物件
刊行：2022年7月
既刊：全1巻
著者：田中靖規
- 前作のスピンオフ
前作『サマータイムレンダ』の未来を描いたスピンオフ作品。大学に合格し東京に上京してきたハイネ（南方波稲）は叔母のひづるちゃんを頼りに物件探しをする。
そこで見つけたのが1LDK2.5万円という、怪奇現象ばかり起こる部屋。興味をそそられた2人は、怪奇現象に遭遇したいがためにここに住み始めるが・・・。
主人公はハイネだけど、前作とはややキャラが違ってます。ひづるちゃんだけは前作の通り、ぶっ飛んだ性格のまま。
タイムリープによる謎解きは同様だけど、今回は気軽に楽しめるオカルトミステリー作品になってます。
岸辺露伴っぽい感じもする。
まとめ：サマータイムレンダに似てる漫画でオススメは？
『サマータイムレンダ』に似ているところがある以下の3作品は、どれも楽しめると思います。
特に『カラダ探し』は続編も合わせると結構なボリュームで、ハマってしまうと睡眠時間が減ってしまうので要注意。
そしてこれらの漫画を今から揃えるなら、電子書籍が圧倒的にお得です。
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