『食糧人類』に似てる漫画を集めました。
ジャンルでいったら、グロ系のパニックホラーかなと思います。
『食糧人類』はグロくて残酷ではあるんですが、悲惨ではないんですよね。
作品にどこか可笑しさがあるからでしょうか・・そのあたり重視して選びました。
山引くんの変人ぶりが魅力ですよね。
目次
『食糧人類』みたいな漫画一覧
それぞれの作品について紹介していきます。
まずは『食糧人類』の続編から!
食糧人類Re: -Starving Re:velation-
刊行:2021年9月〜2023年7月
既刊:【完結】全7巻
原作:蔵石ユウ
原案:水谷健吾
作画:イナベカズ
- 食糧人類の続編
『食糧人類』後の世界は、なんと以前より悪くなりました。
天人さまを中心とした世界では、皆がこぞって自分の肉体を捧げるのが常識となってます。
そんな常識にふと疑問を思った主人公が、同じように覚醒している仲間たちと真実を暴こうとします。
すると天人さまを祀る政府によって排除対象となるのですが、その過程でどんどん予想外の事実が露見します。
詳しく書くとネタバレなのであれですが、前回よりオモシロイと思います。
相変わらずの突き抜けてるグロい描写と、予想の斜め上をいくストーリーが素晴らしい!
続編はストーリーも秀逸♪
アポカリプスの砦
刊行:2011年10月〜2014年7月
既刊:【完結】全10巻
原作:蔵石ユウ
作画:イナベ カズ
- 原作・作画が同じ人
- 主要キャラ
- 奇怪な生物
『アポカリプスの砦』は『食糧人類』と作者が同じなので、そりゃ雰囲気も似てますよね。
冤罪により刑務所のような更生施設に送られた主人公は、そこでゾンビパニックに直面。
施設であったクセのある仲間達とサバイバルするなかでゾンビの原因を突き止め、世界を救おうとするストーリーです。
典型的なゾンビ・パニックホラーなんですが、想像の斜め上をいく展開がオモシロイんですね。
グロくて奇怪な生物がたくさん登場するところは、バイオハザードにもちょっと似てるかなと思います。
悲惨さはないんですが、登場人物の死を悲しめる没入感のある作品です。
キャラは食糧人類と被ってるかも。
明日のエサ キミだから
刊行:2019年2月~2023年6月
既刊:【完結】全10巻
著作:若杉公徳
- 人が餌になる
- 食欲旺盛
- 悲惨さがない
正体不明の化け物「ミケ」に襲われた学園では、毎日一人を生贄にささげて救助をまってました。
だけど救助は来なくて、ついにナヨナヨ系モブキャラである主人公が「エサ」になる番が回ってくる。
そこから主人公は運と生命力で生き抜き、英雄と呼ばれる存在にまでになっていく。
ただ基本的にストーリーとか内容はどうでもよくて(笑)、カッコ悪い死に様やシュールな描写を楽しむ作品。
それもそのはず作者は「デトロイト・メタル・シティ」の人。
どうでも良い展開(言い方!)が逆に魅力なんです。
ジンメン
刊行:2017年1月〜2019年9月
既刊:【完結】全13巻
作者:カトウタカヒロ
- 人間が食料になっている
- 人体のグロい描写
ある日サフィリパークの動物たちに人面が現れ、そして知性を持って凶暴になります。
あっという間に人を支配し、人を食料にも奴隷にもして立場が逆転します。
昔からこのサファリパークに入り浸っていた主人公が、この世界をもとに戻そうと足掻く。その途中で秘密が暴かれていくストーリー。
ザックリいうと、ヴァイオハザードとテラフォーマーを合わせたような世界観。
正直なところ内容はまぁまぁで、それよりも動物による無慈悲なシーンがちょいグロだけど衝撃的。
お涙頂戴のシーンもあるんだけど、感情移入しないから全然泣けません(笑)。
そんなことより奇妙な世界観を楽しむ作品です。
パニックホラー系としては結構おもしろいよ。
動物人間
刊行: 2023年6月
既刊:【完結】1巻
著者:岡田卓也
- 人間が食料になる
- グロい描写あり
- 残酷に捌かれる
森の奥で事故を起こしたパパと幼い娘は、動物たちが人のように振る舞う世界に連れてかれます。
そこでは人間が家畜であり主菜になっていた。パパと幼い娘は脱出を図るも、ハンティングの獲物として狩られてしまいます。
そして食卓へ・・・そこから陰鬱なストーリーが始まります。
グロさはあんまりないんですが、陰鬱さがビシビシ響いてくる漫画なんですね。
でもこれ人間が家畜になってるからそう思うんだけど、実際同じことを動物にしてるわけで・・・っていうところを、よくよく考えさせられる作品でした。
これワザとなんでしょうけど、小さな子供の描写がグサッときますね。
容赦のないシーンに胸が締め付けられますぞ。
巨蟲列島
刊行:2014年10月〜2019年3月
既刊:【完結】全6巻
原作:藤見泰高
作画:REDICE→廣瀬周
- 人が餌になるところ
- グロい死に様
修学旅行中の旅客機が墜落して、女子高生を含む乗客たちは島に漂着します。
しかしその島には巨大な昆虫群が巣窟を作って待ち構えていた。
乗客たちは昆虫のエサとなりながもら、女子高生である主人公の虫の知識をいかして必死にサバイバルします。
巨大な虫に食べられるシーンがグロくて残酷で、あるい意味で魅力。こんな死に方は絶対したくないけど、そのホラーさに惹きつけられます。
また虫についてのトリビアが豊富なのも面白いポイント。
キャラがテンポよく喰われていきますが、別に悲しくありません(笑)。むしろその喰われっぷりを楽しむ漫画となってます。
ちなみに続編の『大巨蟲列島』もあって、まだ連載中です。
巨大な虫とか、こんな世界は絶対イヤ!
アビス
刊行:2014年4月
既刊:【完結】全1巻
作者:長田 龍伯
- 人が喰われる
- 奇怪な生物
人を喰らうモンスターがうろつく迷宮で目が覚めた主人公。
手には超常的なパワーをもつ『トリガー』という道具を持っていました。
そこで出会った仲間とともに『トリガー』を駆使して、迷宮からの脱出をはかります。
次から次へと現れる不気味なモンスターと、常に生死の境でサバイバルするスリルがある作品。
迷宮からの脱出って、世界観に引き込まれやすいですよね。。テンポよく進むストーリーも心地よいです。
迷宮からの脱出モノは惹き込まれますね。
暴虐のコケッコー
刊行:2018年3月〜2018年11月
既刊:【完結】全5巻
作者:須崎洋輔
- 人間が餌になる
- 容赦なく喰われまくる
高校の体育館であるとき巨大で凶暴なニワトリが突然現れ、次々と人をエサにしていく。
ストーリーはどうでもよくて、残虐なニワトリの食い散らかしっぷりが見ものの作品。
残酷でグロいけど、どこか可笑しさを感じてしまうシーンばかり。
あまり真剣に読むものじゃなくて、サクサク読んで楽しむ作品です。
マジメに読むものではありませんな。
皆様には人権がございません
刊行:2023年4月~
既刊:3巻
原作:三石メガネ
作画:柚木昌幸
ネーム:ユウダイ
- 人間が食料にもなる
- 常識が異なっている
ある法律が施行されて、人々は「人権あり」と「人権なし」の2つに分類されました。
人権のない人間は悲惨で、奴隷、ペット、実験体、食用、肥料、処分などが待ってます。
17歳の誕生日を迎えた主人公は「適性検査」の結果、人権の適性がないと判定されてしまいます。
そこから家畜並みの扱いになった主人公が、人権のない世界を必死に生き抜いていくストーリー。
人権のない人間への変節ぶりというか、あまりにも容赦のない扱いが逆に新鮮です。
さっきまで自分の子供だった人間を、そんなに割り切って扱える?
という違和感はありつつも、人権を無視しまくっている世界はちょっと興味をそそられるんですよね。
「人権なし」は怖すぎじゃ。
人間牧場
刊行:2019年5月〜2022年7月
既刊:【完結】全5巻
脚本:柑橘ゆすら
作画:さおとめあげは
- 人間が食料
- 飼育施設に入れられる
るとき修学旅行中のバスが異世界へと連れて行かれます。
そこではなんとエルフたちが人間を食料として飼育していました。
主人公たちが飼育施設からの脱出を目指して、悪戦苦闘するお話。
まさかのエルフが人間を食べるという設定と、エルフの性格が悪いのは斬新なんですよね。
ただしエロ・グロ・ホラーといった面でみると、どれもインパクトに欠けます。
もうすこし展開に凝って欲しかったけど、それなりに楽しめる作品です。
同名の「人間牧場」という手塚治虫先生の作品もあるよ。
渋谷金魚
刊行:2021年6月〜
既刊:【完結】全11巻
作者:蒼伊宏海
- 人間がエサになる
モブキャラで冴えない主人公は、渋谷で突然巨大な金魚に出くわします。
すると渋谷のスクランブル交差点や、センター街はデカイ金魚だらけ。
金魚が逃げまどう人々を残酷に食い散らかすパニックホラーです。
正直ストーリーはあまり・・・ただ人間を餌にする金魚のグロシーンに惹き込まれます。
空中を泳ぐ金魚という設定は、ちょっと理不尽すぎますけどね。
ザット読む感じの作品ですワッ!
まとめ:『食料人類』の作者が描いた漫画はオモシロイ
『食糧人類』に似ていて面白い漫画をピックアップしました。
人が喰われるシーンって、どの作品であっても衝撃的ですよね。
でも以下の3つはグロくて残酷だけど、可笑しみがあってどこか楽しく読めます。
ちなみにこれらの作品は電子書籍で揃えると、ホント安いですよ。
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