『ザ・ファブル』みたいな漫画を集めました。
ジャンルでいったら裏社会・アングラ・アウトロー系かなと思います。
でも『ザ・ファブル』はキレッキレの身体能力より、一般人としてはポンコツなのが魅力ですよね。
そのあたり重視して、似ていて面白い漫画をピックアップしました。
常識からズレてる感じがオモシロいよね。
目次
ファブルみたいな漫画一覧
どこか『ファブル』に似ているところがある作品ばかりなので、基本的に裏社会・アングラ・アウトロー系です。
1つだけそうじゃないのも混じってますが・・・
それでは似ている漫画をサクサク紹介していきます。
まずは1番似ていると思う作品から↓
平和の国の島崎へ
刊行:2022年12月22日〜
既刊:5巻
原作:濱田 轟天
作画:瀬下 猛
- 元・殺人マシーン
- いつも冷静沈着
- 日常生活を送りたい
- イラストを描くのが得意
幼いころテロ組織に拉致され戦闘員として訓練された島崎は、日本に帰国してふつうの生活を始めます。見た目はしょぼくれたオッサンなのに、中身は超人的な身体能力をもつ元傭兵というギャップが魅力。
シリアスな展開でもギャグが挟まっていて、クスッと笑えるバランスが絶妙です。おかげで重苦しい話があっても、まったく気にならず楽しく読めます。
平和の国というタイトルのわりに、全然平和じゃない日本が舞台。『ファブル』が好きなら、間違いなく楽しめる漫画だと思いますよ。
コンセプトはかなり近いものを感じますぞ!
ザ・ファブル The second contact
刊行:2021年7月〜2023年7月
既刊:【完結】全9巻
作者:南勝久
- ファブルの続編
前作で旅に出たアキラとユウコでしたが、コロナの影響であっさり帰ってきます。妙にリアリティありますね。そしてアキラ、ミサキ、ヨウコ、アザミ、ユーカリ、クロちゃん、タコちゃんが再び勢ぞろい。
the second contactでは前作以上に、元・殺し屋の面々はふつうの人として生きるべく努力している感じが、純粋に応援したくなります。
レンタルおっさんなどをこなしつつ社会に馴染みますが、うまく生きられない人間臭さがまた魅力。バイオレンスなシーンもありますが、ところどころに挟むギャグで見事に中和されてます。ヤクザや殺し屋だらけなのに、マイホーム感があるのが不思議ですよね。
まぁこれは続編だからオモシロイよねー。
今日からヒットマン
刊行:2005年7月〜2015年5月
既刊:【完結】全31巻
作者:むとうひろし
- ヒットマン(殺し屋)
- 一般人としても働いている
- バイオレンス&ギャグ
平凡だが幸せなサラリーマン生活を送っていた主人公だったが、あるとき仕事で運転中に人を跳ねてしまう。しかしそれはS級ヒットマン「二丁」によるものだった。既に瀕死の重症を負っていた「二丁」は、殺し屋としての心得を主人公に覚えさせ、かつ捕まっているパートナーを助けるよう強要した。
そこから主人公のサラリーマンとヒットマンという2重生活が始まります。エロとスリル満載な生活を送り、ヒットマンとしての才能が開花していくストーリー。
エロとおふざけシーンも多いけど、ガンアクションは命懸けでシリアス。そんなバランス感がまたオモシロい斬新な漫画だと思います。
サラリーマンだって日々戦いだよね。
サツドウ
刊行:2023年1月23日〜2023年11月23日
既刊:【終了】全3巻
原作:雪永ちっち
作画:なだいにし
- 殺人マシーン
- いつも冷静沈着
- 常識外れ
ブラック労働に気付くことさえなく働き続ける、かなり凡庸なサラリーマン。しかし彼こそは伝説の殺法「背神活殺流拳法」の家に生まれた若き天才でした。
そんな彼が会社に通う途中、ある半グレ集団に目をつけられて、全員なぎ倒してしまう。そこから彼の生活に歪ができ、伝説の殺法を打ち倒そうと次々と狙われ始めます。
「北斗の拳」「蒼天の拳」を彷彿とさせる世界観ながら、もうすこしリアリティのある暗殺技の数々。暗殺者としては天才だけど、サラリーマンとしてはズレまくりです。だけど主人公のズレたセンスのお菓子企画も、なぜか通ってしまうという。
基本的にシリアスなんだけど、ユーモアも組み込まれてます。また絵のタッチがカッコイイのも魅力。ただし作者に不幸があり、連載終了となってしまったのがとても残念です。
もっと続きが読みたかった。残念です。
飛行機事故で生き残った幼い子供は、傭兵として鍛え抜かれギリギリの戦場を生き抜いてきた。そんな彼が記憶を取り戻し、高校3年生として妹が通学している高校に入学するところからストーリーは始まります。
10年を戦場で過ごした主人公が、学校で降り掛かってくる問題を次々と解決していきます。最強クールなイケメンお兄ちゃんが大活躍するスッキリ爽快な学園もの。
妹のイジメを解決する話など、ストーリーは古典的で何となく次が予想できるんだけど、やっぱり読んでしまうオモシロさがあります。誰もが痺れる憧れる、こんなお兄ちゃん欲しいですね。
ちょっとイケメンすぎるのが玉に瑕。
スズキさんはただ静かに暮らしたい
刊行:2015年4月〜2016年3月
既刊:【完結】全3巻
作者:佐藤洋寿
- 殺し屋
- ハードボイルド
- 一般人としてポンコツ
- 人情あり
都会の狭いアパートで慎ましく暮らしていた母と幼い一人息子。そしてその隣には女の殺し屋・スズキさんが住んでました。ひょんなことから母子は陰謀に巻き込まれて、偶然でくわしたスズキさんが隣の幼い子を連れて逃避行をすることになります。
タイトルの感じからもっと軽い内容かとおもいきや、じつは深みのある『女のハードボイルド』。映画のレオンを彷彿とする設定と展開になってます。だけど殺伐としつつもどこか温かい、世間から弾かれてしまった2人の生き方が魅力の作品。
実は人情味がメインの作品ですぞ。
アンダーニンジャ
刊行:2018年7月〜
既刊:12巻
作者:花沢健吾
- 裏社会の住人(忍者)
- 飄々としてる
- シリアス&コメディ
戦後GHQに解体され消滅したはずの忍者。しかし実際には生き残っていて秘密裏に活動してました。練魔区のボロアパートに住む主人公は末端の忍者。中忍から指示を受けて生活してます。
性格としては飄々としいて、嘘もうまくて世渡り上手。忍者としての技や道具は格闘はカッコいいのに、キャラとして脱力しまくってます。学校に通うのがとても嫌みたい。
主人公以外にもトボけたキャラがドンドン登場して、カオスな関係性を展開する斜め上の面白さがあります。シリアスなんだけどコメディみたいな世界観。『アイアムヒーロー』と同じように、独特な雰囲気がオモシロイですよ。
現代に忍者がいたら、きっとこんな感じ!
まとめ:ファブルに似てる漫画でオススメは?
『ザ・ファブル』に似てるところがある以下の4作品なら、どれも楽しく読めると思いますよ。
そして今から漫画を揃えるなら、電子書籍が圧倒的にお得です。
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